2011年12月29日

夜寝てくれるだけでありがたいじゃないか

特養に勤務している。ショートステイのおじいさんが、ここのところ毎日昼過ぎあたりから「帰る」と言ってきかず、困っている。歩行器を使ってやっとこさ歩ける人なので、転倒されたら大変とばかりに、職員はなんとか座らせておこうとする。エレベーターにのって1階まで降りたこともあるので、要注意者とされている。部屋で寝ているといつのまにか、エレベーターにのってしまうというので、日中は部屋にも入れないようにしている。大きなホールの片隅にベッドを置いて、そこで寝てもらうようにしているのだ。朝から晩までホールにいるので、ホール自体が嫌になってるようで、すごく拒否するんだが。この人はおそらく入所待ちなのであろう。とにかく1回の滞在が長い。夜はたまに全く寝ないこともあるが、概ね良眠といったところだ。
私が勤務する施設は、体裁第一なので、日中の人手はわりと多い。なので昼これだけ動いて、夜寝てくれるなんてありがたいくらいなのだが、それほどありがたがられていない。夜勤中は(このおじいさん以外で)大変だから、せめて日中はラクしたいという思いであろうか。「したくない」という理由で、早番だけの勤務で正職員になることを要求し、見事そのとおりになった元パートは、夜勤などもちろんしたことがないので、昼大変なのが嫌なのかもしれない。だが、このおじいさんの昼と夜が逆転していたら、本当に泣かなきゃいけない…
立とうとすると押し戻されて座らされる、というのを繰り返している。4月に新しい施設がオープンするので、職員の数は今多すぎるくらいである。新人職員がこのおじいさんの「見張り」を命じられている。夕飯近くなると少し落ち着く。やることがなくなった日勤者が、勤務終了時間までのあいだ、かたまってしゃべったり、いっせいにテレビ画面に向いたり、ひどいのになると、座ってしゃべっている。「いちおう」利用者のテーブルを囲んでいるので、職員同士のおしゃべりではなく、利用者さんの相手ということらしい。この施設もしかしたら来年あたりもうないかもしれない…
posted by みょうみょう at 05:48| Comment(0) | 介護の愚痴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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