2011年10月12日

TPPは農業(農協)だけの問題なのか?

環太平洋経済連携協定(TPP)について。

私が環太平洋経済連携協定(TPP)という言葉を知ったのは1年ほど前のことである。いつも野菜を買うJAに「環太平洋経済連携協定(TPP)絶対反対!日本の農業を守れ!」とかいう横断幕がでかでかとかかっていたのだ。ああ、農業に関することか、とあまり興味もなく毎回眺めていた。昨年末あたりからTPP,TPPと騒いでいたようだが、震災でそれどころじゃなくなったのか、ずっと話題に上っていなかった。それがここ最近またTPP,TPPと騒がしい。なにやら、復興にはTPP締結が不可欠であるといった論調だ。増税といい、TPPといい、震災復興はいいように使われている。TPPに関しては、反対派が書いた本を数冊読んでみた。どの本も趣旨は同じだ。TPP締結は、農業のみならず、医療、介護、金融などあらゆる分野に影響を及ぼし、日本の雇用体系が大きく揺らぐ恐れがあるということだ。米国主導で、米国の思惑を押し付けられることも懸念されている。一方TPP推進派のほうは、日本の農業は遅れている、TPPに参加して世界に門扉を開くべきだと、その一点のみをやたらに強調している。TPPに参加しなければ日本の農業の未来はないといった具合だ。農業以外の分野への言及はまったくない。これがTPP論争の特徴ではないか。ところで、もしもTPPが締結されたなら、外国人介護士・看護師の問題はクリアできるのではないか。例えば入浴などは完全アウトソーシングとなり、入浴請負会社は外国人介護士を雇用できる。介護施設は監督係りの職員のみを入浴に従事させればそれでよい。オムツ交換なども外国人介護士でいける。そもそも日本人にしかできないことではない。日本人介護士は管理・監督だけでよくなる。その人たちの給料は今よりも多くしないといけない。管理・監督は誰にでもできるわけじゃないからね。日本人の雇用は大きく失われるが、起業のチャンスでもある。一部の人間だけがビジネスチャンスを掴み、多くの人間が路頭に迷うことになるが、それがTPP推進派の望むことなのだろう。介護士はTPPなんぞなんの興味も関心もないだろうけど。TPP反対の急先鋒である中野剛志・京都大学准教授はがんばっているが、はたしてどうなることか。
posted by みょうみょう at 22:22| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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