2011年10月12日

これはとんでもないことなのか?

「アルファベットの読み方」学ぶ日本橋学館大学 その意図を説明

漫画の世界の話ではない。「本物の“バカ田大学”が日本にあった」――と話題になっている。そんなありがたくない評価を受けているのが、創立11年目の私立大学・日本橋学館大学だ。キャンパスがあるのは東京・日本橋……ではなく、千葉・柏市。学生数は463人だ。

有名になった発端は、同大がHPで公開するシラバス(学習計画概要)だった。入学初年度の履修科目「基礎力リテラシー」には、驚くべき内容が記されている。

まずは英語。〈英語を好きになる〉と題した全15回(前期)の授業内容は、「授業の進め方」で始まり、第2回は「アルファベットの書き方・読み方」、第3回が「辞書の構成・辞書の使い方」……。そして第10回目にようやく「be動詞」を学ぶことになる。

「中学生かよ!」と思わずツッコミを入れたくなるが、まさにその通り。使用する教材は中学1〜3年生の参考書である。〈高校までの算数・数学をみなおし、数学的思考を身につける〉とした数学では、「小数の計算 分数の計算」、「円の面積」……。

そして日本語会話の講義は、第2回「クラスで自己紹介する」に続いて、第3回は「目上の人を○○に誘う」。となれば……、第4回は「目上の人の誘いを断る」。さながらマナー教室のようである。

シラバスだけではない。同大HPによると、〈初年次教育〉の目指すものとして、授業の受け方、ノートの取り方、などとある。まずは心構えということか。全学科共通のゼミでは、「親睦球技大会(仲間と汗を流そう)」、「学生生活マナー(授業の受け方)」などと並んで、「日本橋学館クイズ(大学を知ろう)」というものもある。ゼミで学ぶ大学生にクイズが出題されてしまうのである。

こうした教育内容が明らかになったために、大学教育に関するネット掲示板などでは、「中学に入り直した方がいい」「文科省は大学免許を取り消すべき」などと批判の嵐。大手予備校によれば同大の偏差値は40なのに、「もはや測定不能」とまでからかわれている。

しかし、いまや2人に1人が大卒という時代。ひどいところは「学級崩壊」が発生し、学力低下どころか「学ぶ意欲がない学生ばかり」というのが現実だ。学力も悲惨なもので、ある大学では「九九の計算に全問正解したのが受講者の半数以下」だったという。

日本橋学館大学のカリキュラムは、そうした現実を正面から受け止めたものであるという。同大学の教授で、講義内容を決定する教務委員会の委員長を務める塩澤寛樹氏が説明する。

「基礎力リテラシーは必修科目ではなく、入学後のテストで基礎学力に欠けると見なした学生を対象に履修させる補習的な科目で、約6割が受講します。確かに入学生の中には、アルファベットを全部書けない学生もいる。

英語が分からない以前に、嫌いだと拒絶する学生もいます。そうした学生に大学レベルの英語を詰め込んでも意味がありません。就職時期には少なくとも一般教養ある学生を育てたいとの思いから、シラバスを公開した。これは本学の覚悟の現われです」

※週刊ポスト2011年10月21日号


これは驚くべきことなのだろうか。憤慨すべきことなのだろうか。とんでもないことなのだろうか。もしや知る人ぞ知ることなのではないか…このことを知らずに憤慨している人は、実はバカ田大学の学生と同じくらいバカなのではないか…と恐ろしい想像をしてしまう。マークス寿子という人がいる。英国貴族と結婚し、マークス&スペンサーとかいう食料品会社の社長婦人だったらしい。英国素晴らしい、日本ダメみたいな本をいっぱい書いている。この寿子さんが離婚し、日本のバカ大学で教鞭をとっているそうだ。本人がそう言っているのだ。(もちろんバカ大学じゃなくて…偏差値が非常に低いというふうにだが)その学校の生徒のことを書いた本を前に読んだことがあるのだが、本当に授業のレベルは低いそうだ。勉強のできない生徒は生活能力も低く、マナーも最低らしく、英国留学させると、ホストファミリーから苦情がわんさかくるそうだ。寿子さんはそんなバカ学生をなんとか少しでもまともな社会人として世に送り出したいと思い、奮闘している。バカを少しでもまともに…それが私たちの務めである、と。(つまり、偏差値の低い大学の教員の務めなのだと…)2人に1人が大卒の時代というなら、このような大学はけっして珍しくはないと考えるのが妥当である。大学教育を受ける者がそんなバカであるはずはない!と憤慨するご年配の方はいるだろうが、でも、半分の人間が優秀ということはあり得ない。優秀な人間はピラミッドの頂点にごく少数しかいないのは真理である。大学が少ない時代には、大学生はみな優秀だったのだ。優秀な人間しか入学を許されなかったのだ。つ・ま・り、学校を作りすぎたってわけだ。誰だ!?こんなにいっぱい学校作る許可を出したのは!?
posted by みょうみょう at 20:42| Comment(0) | 新聞・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
リンク集
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。