2011年09月06日

介護バカになりきれない自分

今日の聖教新聞に、広島の通所介護施設「玄玄」の代表・藤渕安生さんが載っていた。藤渕さんのことは雑誌ブリコラージュで知っていたし、去年広島で開催された「介護バカの集い」でお会いしたことがあった。ライブハウスを貸しきっての介護トークは、熱気ムンムンですごかった。近くのデイサービスに場所を移して朝までいろんな人と語り合った。いっぱい刺激を受けて興奮はしたけど、自分自身どうしたいのかはっきりわかっておらず、あせりのほうが強かった。藤渕さんに対しても、すごいなとは思ったが、それに比べて自分は…という引け目があり、ちょっと落ち込んだ。藤渕さんは、事業所の介護スタッフのことを(自分も含めて)介護バカと呼んでいる。カネにならないことがわかっていてこんな仕事をしている。「バカ」と言えるほど仕事に誇りを持ち、夢中になっている。だから介護バカだ。私はどうだろう?人からバカと思われたくなくて、利口と思われたくて、損するのがイヤで、うまく世渡りしたくて、それでどうなったかって?毎日不満ばっかり。こんな介護のやり方間違っている、時間外も出ないのにおかしい、とか批判ばっかりしている。賢く思われたくてバカなことしてる。藤渕さんは「介護では、何が正しく、何が正しくないのかを誰もわかり得ないことがある」と言う。私は、自分こそが正しくて、他は間違っているという、恐ろしく身勝手な正義感でがんじがらめになっている。身動きがとれなくなり、職場を去ることになってしまった。
posted by みょうみょう at 13:06| Comment(0) | 介護の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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