2011年11月26日

鉄子の失敗

自称鉄子として大変面目ないことをしてしまった。先日介護研修のため東京に出掛けた。(誰からも頼まれていないのに勝手に自腹を切って参加した)金がないので、往復7000円という激安深夜バスを利用した。2日間の研修を終え、出発の22時50分まで時間があったので、西荻窪をブラブラしていた。ご飯を食べて、古本屋をいくつか回り、用心のため十分な時間をとって東京駅に向かった。(東京駅横の丸の内ビル前が出発場所だった)新宿で山手線に乗り換えればいんだな、と合点し電車に乗ったのだが、もっていた路線図を見ると直通で行けそうだったので、なんだ直通か、と安心してしまった。なんか勝手に東京駅が最終と思い込んでいた。御茶ノ水までは覚えているのだが、その辺で居眠りしてしまったらしい。ほんの少し眠っただけと思っていたのだが、気づいたら聞いたことのない駅を通り過ぎたところだった。あれ?どこだろ?慌てて路線図を見るが載っていない。そうこうするうちにまたもや聞いたことのない地名を2つ3つと過ぎた。西船橋に着いたときには、さすがにぼんくらの私でも、なんとなくそれが東京の地名ではないということがわかった。すぐに降り口付近にいたお兄ちゃんに、この電車東京駅に行かないですか!!??と聞いたら、ええっ!?東京駅!?これ千葉行きですよ!と驚かれた。ええええーっ!!??もう完全パニック状態。東京駅東京駅東京駅行かないといけないのに〜〜と半泣きになっていたら、お兄ちゃんがどこやらを指差して「東西線に乗ればいいですよ」と教えてくれた。だがなにせパニックに陥っている。「東西線東西線東西線??!!」(それなんやろ??)わけわかんなくなってる私にお兄ちゃんは、「地下鉄の東西線に乗ればいいんです」と言ってくれた。大急ぎで電車を降りて改札口に向かうが、切符売り場が見当たらない。駅員のいる改札口を、他の客がいるにもかかわらず通り抜け、はいはいなんですかー?と呼び止められる。「東京駅東京駅東京駅に行かなきゃいけないんです〜〜なんか知らないけど気づいたらこんなとこに来てしまってて〜〜」と訴えるが、若い駅員は「あのー、順番守ってくださいね。それと清算もしないと。」と、人の気も知らずに冷徹に言い放ち、東京駅まで行かなきゃいけないとくどいほど言っているのに、大手町ですねと言って、新たに切符をくれた。「東京駅って言ってるのに、大手町ってなんだこの男は」と思うが、駅員がそう言うのでとにかく従うことにする。駅員はそれでも、半泣き状態の私に親切を示してくれ(清算した後だからか?)今ならそこのエスカレーターを降りて6番線ですと教えてくれた。30〜40分で大手町に着くとのことだ。22時をちょっと過ぎていたので、バスの出発にギリギリ間に合うかどうかというところだ。電車の中で走ってもしかたがないので、とにかく落ち着いて対策を考えようと思い、路線図を確認した。時間があるのでゆっくりきちんと見ることができた。なるほど、東西線は東京駅には行かないのだ。駅員にしてみれば、東京駅?は〜ん?何言ってんの?というところだろう。そして大手町から東京駅までは乗換えで数分だったのだ。「落ち着く」ということの大事さを再確認した。それにしても、行徳だの浦安だのという地名が続くあいだほんとに不安だった。私は東京の地名だって全然馴染みがない。聞いたことはあっても、所詮都会の見知らぬ地名である。だが、千葉はもっと縁遠いとこだ。遥か昔成田空港へ行ったとき以来ご無沙汰だ。東京ディズニーランドに一度も行ったことのない私にとっては、よその惑星のようなものだ。なので、木場を過ぎて茅場町辺りに来たときは、ああこれは東京の地名だなと、なつかしささえ感じた。バス会社には22時半を過ぎたところで、もしかしたら少し遅れるかもしれないと連絡を入れた。下手に早くに連絡して、今いる場所を知られたら、置き去りの決定を下されるかもしれないと危惧したためである。パニックを脱した途端、自分の不注意を棚に上げて小ざかしいことを考えたというわけだ。バス会社の人に教えてもらったとおり東京駅に着いたらすぐに1番出口を目指した。階段を駆け上がるとなつかしの黄色いツアーバスが私を待っていた。22時50分ジャストであった。「今自宅に電話したとこなんですよ〜〜」「では出発しま〜す」と、私が乗った途端バスが動いた。余裕こいてトイレ行かなくてほんとよかった、と胸を撫で下ろした。だんなからの着信と留守電がいくつもあり、連絡すると「余裕もって行動しろって、いっつも言うとるやろ!!」と叱られた。安堵のほうが大きくこたえなかった。まだまだ鉄子としての修行が足りないようである。
posted by みょうみょう at 20:04| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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